2015年6月27日 丸亀市の消防本部においてAMDA南海トラフ対応プログラム『第一回調整会議』が開催されました。
この会議は2014年8月にAMDA、総社市、丸亀市の三者により締結された災害時応援協定書に基づき、AMDAグループ代表の菅波医師、総社市・片岡市長、丸亀市・梶市長の3人が議長団を務める形で開催されました。
当日は、自治体関係者、および医療機関、企業など様々な団体から110名が参加しました。
会議では、議長団から南海トラフ発生時に、医療チームの派遣ルート、避難所の場所の確認とそのためには自治体の連携は重要であり、各自治体には、輸送関係(車両許可書、ガソリンの確保)や、通信手段、ボランティアの宿泊施設の確保など、10項目について、事前準備の必要性などを共有しました。さらに関係者の自己紹介なども行われました。
死者33万人と予想されている南海トラフは、国内だけのボランティアでは圧倒的に人数不測であり、海外からの支援がキーポイントとなります。
今回の会議で出た課題などは、今年9月に開催を予定されている第2回会議でさらに深化して話し合われる予定です。