2016年10月11日、社会医療法人全仁会 倉敷平成病院とAMDAは連携協定を締結しました。当連携は、南海トラフ災害を含む、将来発生しうる大規模災害に備えて連携協力を推進し、実際に大規模災害が発災した際、倉敷平成病院から医療チームを派遣いただくことで円滑に被災地での緊急人道支援活動を行うことを目的としています。
協定調印後のあいさつで、社会医療法人全仁会 倉敷平成病院 高尾 総一郎理事長は、「公益性の高い医療を担うことを目的としている社会医療法人である倉敷平成病院なので、大規模災害の際には何かしなければいけない、という思いがあった。」と述べられました。AMDAグループ菅波 茂代表からは、「南海トラフ災害は唯一、AMDAが事前の備えをしている災害である。大規模災害が起こった際にご協力いただけるという、迅速な決断をしていただいた倉敷平成病院と協力できることを誇りに思う。」と挨拶しました。
今後も、AMDAは南海トラフ災害に備え、連携協定を締結した倉敷平成病院と被災が予測されている徳島県の市や町との事前交流などを通じた連携協力を推進していく予定です。