AMDAとムネ製薬株式会社 連携協定を締結

AMDAとムネ製薬株式会社 連携協定を締結
2017年5月15日、AMDAはムネ製薬株式会社と連携協定を締結しました。
ムネ製薬は、兵庫県淡路市の創業110年を超える製薬会社。国内で最も多くの種類の浣腸を製造されています。

今回の連携協定締結式は、ムネ薬局本社で執り行われました。協定の内容は、南海トラフ災害を含む国内大規模災害への医療分野、医療物資の事前備蓄などの協力を盛り込んだ内容となっています。
特に浣腸薬の製造を多く行われていることもあり、事前準備として、小児用・成人用浣腸を中心とした事前備蓄を社内にして下さることなども社長自らが明言してくださいました。

南海トラフなどの大規模災害では、避難生活が長期化します。また避難所生活では「十分な食物繊維のある食事がとれない」「衛生的かつ快適なトイレ環境が担保されない」「ストレスが多い」など多くの原因が重なり、便秘になる被災者の方が多くおられます。
このような状況下で浣腸薬が避難者の便秘解消に非常に有効だった例をお話したところ、西岡社長より「製薬会社としてお役にたてることがあれば」とお申し出を頂いたことから、今回の協定締結に至りました。

長期化しがちな避難所生活で、体調を悪化させないために、本協定が被災者の健康維持に大きく寄与するものと確信しています。