徳島県医師会主催救命講習会に参加


救命講習会「バイスタンダー」BLS・AEDコーナー
9月8日、AMDAと協力協定を結んでいる徳島県医師会が、救急の日の行事として主催する救命講習会「バイスタンダー」に、AMDAから医師、救急救命士、調整員各1名が参加しました。
「バイスタンダー」とは、救急現場に居合わせた人という意味です。災害や事故など、思いがけない場面で、緊急事態に遭遇した時に備え、一般の方々を対象に、手当に関する知識と技術を身につけてもらうことを目的としたイベントです。
2000年より徳島県医師会主催で毎年行われている救命講習会「バイスタンダー」に、今年は一般の方約130人が参加。講師として参加したAMDA医師と救急救命士はBLS・AEDコーナーを、徳島県医師会の先生、徳島市東消防署など他の講師の方々と一緒に担当しました。当日は、他にもスポーツドクターコーナー、自衛隊コーナー、応急処置コーナーが設けられ、参加者は熱心に耳を傾けていました。
 
医療者がいなくても一般の方でできる、それが一次救命処置である心肺蘇生でありAEDの使用です。心肺蘇生をより早く開始することで、救命率が上がります。災害時など緊急事態に遭遇した際、ここで学んだ知識が活かされることを願っています。

文:国内災害派遣調整担当:岩尾 智子